社会福祉協議会と連携した在住外国人支援事業 能登地域でのボランティア活動を実施しました!

事業タイトル社会福祉協議会と連携した在住外国人支援事業 
能登地域でのボランティア活動
開催日程2024年11月29日(金)~12月1日(日)
活動場所石川県輪島市門前町黒島町及び深見
参加人数13名(うち外国にルーツのある方4名)
プログラム内容11月16日(土)事前オリエンテーション
11月29日(金)21:00 大阪発
11月30日(土)7:00 石川県輪島着
9:00~15:00 活動
  ・余震の影響で崩れた家屋の壁の撤去
  ・浸水した家の泥出し作業等
16:00~17:00 復興応援隊 山本 義幸氏のお話
20:30~21:30 振り返り会
12月1日(日)9:00~14:00 活動
  ・家財道具の運び出し
  ・泥出し作業、根太のブラッシング等
16:00 石川県輪島発
21:00 大阪着
参加者感想・ いつも日本のお世話になっているので、できるだけ日本に恩返ししようと思ってボランティアに
  来ました。来る前に思ったよりしんどかったです。寒い雨の中、作業を続けるのは大変なことで
  す。自分の活動は2日だけなので何とか最後まで頑張ったけど、震災直後に来た自衛隊員も、い
  までも活動しているボランティアさんたちもすごく偉いと思います。
・ 実際に被災者の声を聞いて、やはりニュースやSNSでは見たり聞いたりしていなかったことがあ
  ったので、見聞を広めるいい機会になった。復興作業をしてみて、ものすごく時間のかかる作業
  だと思った。僕らが手伝ったのは2日間ですが、ようやく少し進んだという感じだったので、災害
  の被害を全てキレイにするのにはどれくらいの年月がかかるんだろうと思うと気が遠くなった。
・ 夏休みにボランティア活動に行った後に豪雨と余震が起こってしまい、その被害を自分の目で見
  ることができた。また、留学生と一緒に活動できて楽しかった。今回は、過去2回活動に参加した
  時に話を聞くことができなかった復興応援隊の方の話をしっかりと聞くことができてよかった。
・ 前回ボランティアに参加した際は地震被害に関する家財運搬や整理を行なった。今回初めて水害
  の被害の大きかった深見地区でボランティアを行い、泥出しの大変さを実感した。泥は水を含
  んでいるためかなり重く、床下は狭く暗い状況であることから、少人数ではなかなか作業が進み
  にくいと感じた。大変な作業ではあったが、床下のビフォーアフターを見ると、やりがいを感じる
  ことができた。留学生の方とコミュニケーションを取る中で、日本の綺麗な部分だけでなく、被
  災地の状況も見てみたいと思ってくれているのが素直に嬉しかった。また、今回も被災者の方の
  温かみに触れることが出来た。
・ これまで参加してきたインドネシアのアチェや、気仙沼、石巻でのボランティア経験においては、
  山本さんのような地元の方々のお話を直接伺う機会はなかった。そのため、山本さんがご自身の
  人生の物語を共有してくださったことに心から感謝している。
・ 私自身の感性や感覚に当てはめて理解できないことが多い、と改めて感じた。置かれた状況や
  考えを直接体験した本人以上に理解することはできず、言葉を介して伝えられても完全には
  理解できない。望むものを推測・行動するのではなく、相手が望むものを聞き・活動するのが
  ボランティアとして正しいように思えた。
・ もし私の力が活動に少しでも役立つことがあれば、今後も国際交流活動やボランティア活動に
  ぜひ参加したい。