安藤基金 事業紹介

このプログラムは1992年5月、大阪が世界に誇る建築家・安藤忠雄氏が、デンマーク・カールスバーグ社が世界の建築の発展に貢献した建築家を顕彰するため創設した「国際建築家賞」(第1回)を受賞された時の受賞に伴う副賞(3,000万円)を大阪と海外の文化交流に役立てたいとのお気持ちから、全額、大阪府に寄贈され、この御寄附の趣旨を踏まえ、大阪府国際交流財団では安藤忠雄・カールスバーグ賞受賞記念事業として、「大阪府海外短期建築・芸術研修生招聘事業(安藤プログラム)」を発足いたしました。当事業の趣旨に賛同された有志の方々によってもたらされた寄附金を活用して毎年アジア諸国より、建築・芸術を専門とする10名程度の学生や社会人を大阪に招き、秋に約1カ月間の研修を行っています。
研修では各自が日本を代表する建築会社で10日間程度の企業実地研修を体験していただきます。研修では、建設中の現場視察や最新技術についての説明などを受ける体験をして頂きます。その他に、日本の学生とのディスカッションや京都及び大阪でのスタディツアー、安藤忠雄氏設計建築物視察などが盛り込まれております。研修以外にも国際交流を深めて頂くために1泊2日の日本人の家庭でのホームステイを体験して頂きます。このホームステイも毎年研修生から日本人の家族との生の交流ができるととても好評です。
1993年から始まったこの事業も今年で25回目を迎え、これまでに19カ国・地域から225名を招聘し、アジアの有能な建築を志す若者にとって、他では体験することが出来ない唯一無二のプログラムとして、高い評価を得ています。

◆ プログラムの目的

1 アジアの若者へ日本の建築や芸術等を学ぶ機会を提供することによって、日本の文化や歴史等に対する理解と関心を
 深めてもらうとともに、出身国の建築・芸術の発展に寄与してもらう。
2 アジアの有能な人材と日本人の学生交流の場を提供し、日本人学生に多様な文化分野の視野を広げ、グローバルな
 感覚や能力の向上を促す。
3 アジアの若者と日本の若者が継続的に連帯した活動ができる枠組みを作る。